不登校 我が家の解決例
解決志向アプローチで良循環をつくる
<我が家の場合>
長男は、小学1年生の5月から不登校になりました。
私も仕事に行けなくなり、
朝から暴れて物を投げる長男から次男を守り、
泣きながら保育所に連れていったこともありました。
ずっと障がい者福祉の仕事をしてきた私は
こういう時こそ「寄り添う、見守る、ありのままを認める」姿勢が必要だと思い、
とにかくゆっくり休ませよう、それから考えようと思いました。
けれどもこの「ありのままを認める」が難しいのです。
長男はたったの小学1年生なのです。
これまで自分で解決できる力を育てられなかった息子を
いくら見守っていても、事態は変わらないのです。
息子は朝からずーっとipadでアニメを見続け、
もちろん勉強や宿題などもわからないのでやりません。
頭痛、腹痛で泣き、じんましんで顔や体は腫れ、
テレビやアニメに逃げ込み、現実に向き合う力も、知恵もありません。
仕事に行けなくなった私のイライラもつのり、
家の雰囲気は最悪の状態でした。
担任の先生の訪問に息子は隠れて出てこず、
日に日に溜まっていく宿題やお知らせを眺めるのはとても辛いものでした。
普通に登校している子供を見かけるのも、
学校が終わって公園で遊んでる子供を見るのも辛くて、家にこもりがちに。
やっとのことで予約を入れたスクールカウンセラーとの面接では、
面接室で落ち着きなく動き回り、質問の意図が理解できない息子をみて、
やはり発達障害ではないかと考え、けれども「とにかく様子を見ましょう」
で1時間が終わりました。
これまでの経過を話して少しはすっきりしたものの、次の予約は2週間後・・・。
いったいこの2週間を私はどうやって過ごせばいいのかわからず、
不安で不安でたまらず、原因探しばかりしていました。
毎晩、ネットで不登校や発達障害に関する情報を検索し、
出版されている本を買っては読み、買っては読み、
なるほどと思うものの、けれど目の前の子供の状態は何も変わりません。
いったい何が悪かったのか、SCとの面接ではその答えがほしくて、
WISK検査を依頼しました。
今考えると、原因を、「子供の問題」として考えていたのですね。
子供を責めたり、学校を責めたり、自分を責めたり・・・
お母さんの悪循環です。
そんな時に出会ったのが、解決志向アプローチによる
良循環づくりのトレーニングでした。
小学1年生の長男は、わずか1週間で、
笑顔で起きれるようになりました。
短期療法では、原因探しはしません。
原因と思われることは、きっかけに過ぎないかもしれない。
だれも悪くはないと思うのです。
育て方も関係ないと思っています。

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悪循環を断ち切り、良循環に変えていく。
オンライン相談室向日葵では短期療法・家族療法を活用して
その方法をお伝えしていきたいと思います。
新しい子育てが始まります。
ご相談お待ちしています。
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