不登校解決ママになる お母さんにできること
この時期に学校に行けなくなる子供さんがいます。
3学期もあと少しなのに、どうして?と親御さんは心配になりますね。
でもよくよくお話を聞いてみると、すでに2学期にはその兆候が見られ、
無意識のSOSを発していることが多いようです。
ちょっとしたことでクラブを休みようになる、学校の話をしたがらない、
体のあちこちが痛いと訴えるようになる・・・などが多いようです。
この時期に親が焦って対応して、子どもとの関係を悪化させてしまうこともあります。
何が原因かと問い詰めたり、症状だけを捉えて、あちことの病院へ連れて行ったり。
病院では原因がわからない、異常はないと言われて、
最後には児童精神科の門を叩こうとすることが多いのです。
けれど、そうする前に、もう少し、親にできることがあります。
まずは少し見方を変えてみること。
「3学期もあとわずかなのにどうして今?!」ではなくて、
「2学期くらいから、やっとのことで今まで耐えてきた」のかもしれません。
「急に学校に行けなくなってしまった子」ではなくて
「いろいろとやってみたけれど、頑張りすぎてついに限界に来てしまった子」
なのかもしれません。
我が家の息子は、再登校し始めたときに、改めて教えてくれたことがあります。
「あの時は、もう自分には何もできない、もうムリと思ってしまった。でもそれをうまく言葉にできなかった」
子供は自分の状態を、大人のようにうまく表現できません。
だからこそ、親は子供に理由を聞き出すのではなく、「限界」に来ていることを理解して、ねぎらってあげてほしいのです。
子供は理由を聞かれると、思いつくことを言ってしまい、またそれに振り回されることになります。
あなたの子どもは頑張ったと思うのです。
でも、今のままでは自分はこの先うまくやっていけないとSOSを発してくれたのです。
まずは、しっかりとねぎらうこと。
「君、大変やったんやな、今までよう頑張ったんやな、ちょっとゆっくりしていいんやで」
「今までどうやって耐えてきたのか、また言えるようになったら教えてな」
大阪弁で言わなくていいですよ。ご自分の言葉でどうぞ。
しばらくこんな「スタンス」で声をかけてあげてくださいね。
今までと違う反応が出るまで、これを続けてくださいね。
子どもの「ちょっとした変化」に気が付くように、しっかりと見守ってくださいね。
こんな声掛けにはちゃんと理由があります。
焦るときほど、どんと構えて。
だって子供はお母さんの反応に敏感ですから。
これが、今のお母さんにできることです。
サポートが必要なら、相談してくださいね。
初回無料お試しカウンセリング受付中です。