不登校解決ママになる 春休みにできること
春休みにできること
3学期までに学校に行けなくなってしまったお子さんは、春休みになってどんなふうに過ごされているでしょうか。
中には「4月からはちゃんと学校にいくから」とお母さんに宣言をしたお子さんも居られるかもしれません。
また中には、その言葉に何度も期待をしてはまたダメだった、の繰り返しで、あきらめかけているお母さんも居られるかもしれません。
けれど、どちらのお子さんも、宣言した時には本気で登校するつもりだったと思うのです。
お母さんを安心させようと宣言してしまったり、いろいろ言われるのが嫌でそう言ってしまうお子さんも居られるでしょうが、それでもその時点では本気でそう思っていると思うのです。
では、なぜその言葉通りに登校することが出来ないのでしょうか、
または、なぜ登校しても長続きしないのでしょうか。
どうすればお子さんが動き出すのでしょうか。
これまで再登校を果たしているお子さんに共通していることは何なのでしょうか。
短期療法では原因探しはしませんが、私がこれまで関わってきた不登校のお子さんには、共通していることがあるように思います。
私の長男も、不登校時には同じ状態でした。
それは例えれば「一生懸命に咲きかけた花が、枯れかかっている」状態です。
一生懸命咲こうとしたけれど、環境がとても悪く、土は固く、水はもらえず、光も届かない環境では、「もうムリだ」と思ってしまっても仕方ありません。
子どもが動きだすためには「ココロの花」に土と水と光を与えていくことが必要だと思うのです。
「土」はココロの花が根を張り育つ基盤です。安心できる「家族」ですね。
「水」はココロの成長に必要な栄養です。挑戦を支える「言葉」ですね。
そして「光」は、ココロのエネルギーとなります。温かい「まなざし」です。
こう考えると、お母さんがこの「ココロの花」をもう一度咲かせるためにできることがあります。
春休みの間にしっかりと「土」と「水」と「光」をあげること。
新学期からもう一度挑戦しょうとしているお子さんは、生まれ変わって、まだ芽の出ていない状態かもしれません。
安心できる環境を作ること。
挑戦を支える言葉を掛けること。
エネルギーを溜めるまなざしをそそぐこと。
これを続けることで、お子さんは自分から動き出そうとすることが多いのです。
しっかりと根を張ることが出来れば、小さな芽を出し、ゆっくりと動き出そうとします。
小学生の小さなお子さんほど、はやく動き始めます。
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