不登校解決ママになる 種まきの時期 

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前回、「春休みにできること」を書きました↓

不登校解決ママになる  春休みにできること | 寝屋川カウンセリング オンライン相談室向日葵 (eek.jp)

「ココロの花を咲かせよう」

子どもが動きだすためには
「ココロの花」に土と水と光を与えていくことが必要だということ。

けれど具体的にはどうしたらいいのかわからないというお母さんも多いようです。

例えば、家庭が安心できる場であること、と言われても

母子家庭で、仕事しなければ生活できないし、子供も心を開いてくれない、
というお母さんも居られます。

また、お父さんと子供の折り合いが悪くて、顔を合わすとケンカになる、
又は部屋に閉じこもって顔を合わすことすらしない、
という方も居られます。

なにをすればいいのかわからないというお母さんに、
お願いしたいことは

いま子供さんがどんな状態にあるのかを理解することです。

不登校には3つの段階があると言われています。

 

1、日常生活のやらねばならないことはもちろん、好きなことさえも出来ない状態。

土の中でタネのまま発芽のスイッチが入るのを待っている状態と考えます。

 

2、日常生活のやらねばならないことは出来ないが、好きなことは出来る状態。

発芽のスイッチが入り、土の中で発芽している状態と考えます。

 

3、日常生活のやらねばならないこともできるようになり、好きなことも出来ている状態。

タネが殻をぬぎ、芽が地上に出てきた状態と考えます。

 

お子さんはいま、どこにいる状態でしょうか。

 

状態によって、サポートの仕方は変わっていきます。

 

今日は「1、タネの状態」の話です。

 

お子さんが、やらねばならないことはもちろん、好きなことさえも出来ない状態の時は
種をまいた状態。まだ芽を出す気配はありません。

まいた種が、これから土の中で発芽に必要な「水」を蓄えようとしている時期です。

 

顔を合わす時間がほんの少しでも、その時間が家族にとって大事な時間になるように、
不登校以外の話題でコミュニケーションをとり、
「安心・安全」な 水(食事、言葉、態度)
そして水はけのいいふかふかな「土」を確保してあげるといいと思います。

 

水はけのいい土とは、お子さんのマイナスの態度でも受け留めてあげて、
お母さんが浄化してさらっと流してしまうようなイメージ。

 

お子さんに必要な栄養や言葉や態度は
お子さんとお母さんの関係性によっても違ってきますので
今のお子さんの状態をカウンセリングの中で聞かせてください。

 

お子さんがつらい本音を話し始めたら、しめたもの、チャンスと思ってください。
しっかりと聞いてあげることで、ココロの安心・安全が確保されます。

 

暴言や、否定的な言葉は、自分を守るためのものです。

 

ココロの叫びではあるけれど、本心ではないのです。

これに惑わされないことが大事になります。

だからこそお母さんだけで抱え込まないように、サポートが必要になってきます。

 

少ない時間でも、お子さんの様子を良く観察すること。

お子さんは聞いていないようなそぶりに見えても、しっかり聞いています。

反抗的な態度を取りながらも「なんかいつもとちょっと違う」を感じています。

 

そしてお子さんの「いつもとちょっと違う」を発見してください。

 

不登校が、お子さんのすべてではないということを思い出してくださいね。

 

一人ではむずかしいと思われたら気軽にご相談くださいね。

 

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