不登校解決ママになる いよいよ新芽が出る時期
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
これまで、お子さんの状態を
「種まきの時期」「発芽スイッチを入れる時期」とわけてお話ししてきました。
不登校解決ママになる 種まきの時期 | 寝屋川カウンセリング オンライン相談室向日葵 (eek.jp)
不登校解決ママになる 発芽スイッチを入れる時期 | 寝屋川カウンセリング オンライン相談室向日葵 (eek.jp)
今日は「新芽が地上に出てきた時期」のお話しです。
お子さんが家で好きなこともできていて、やらねばならないこともできるようになってくると
これはもう、発芽している状態と言えます。動き始めているのです。
この時期に大事なことは
お子さんは、とにかくたくさんのエネルギーを消費していると、
認識しておくといいと思います。
学校に行き始めたから、もう安心と思って油断していると
あっという間に、お子さんはエネルギー切れになってしまうことが多いようです。
お母さんにできることは、地上に出てきた新芽に、
適度な水と、ふかふかの土と、温かな日差しをあげること。
けれどこれがとても難しいようです。
お子さんの状態に合わせて、お母さんも不安定になってしまうことが多いように思います。
我が家の息子が再登校を始めたときに、いちばん大変だったことは
親が不安にならないこと、でした。
子どものちょっとした言動に不安になってしまうのです。
「親が不安になると、子供の不安は2倍にも3倍にもなります」
その時に支援していただいた先生から教わった言葉です。
学校から帰ってきて、ぐったりしている子供を目の前にすると
お母さんは不安になりますよね。
「また学校でなにかあったのかしら」
「明日からまた行きたくないと言い出すんじゃないかしら」
それでお子さんに、なにがあったのか、なんでそんなに疲れているのか
先生はどんな感じ?友達となにかお話しできた?
などなど、聞いてみたくなりますよね。
けれどこれは、お母さんの不安を解消するための質問ですね。
お母さんの不安を解消するための質問に、お子さんがうまく答えることができないと
余計にお子さんを不安にさせてしまうようです。
さらに、その質問を聞くのがいやで、
帰宅後すぐに部屋に閉じこもってしまうこともあるようです。
そういう時、お子さんと顔を合わす機会があれば、
まずはさらっと労うことがおすすめです。
「今日も学校大変やったね」この一言でいいようです。
あとは学校以外の話が出来ればいいですね。
もちろんもっと話せるようであれば、
「お子さんの話したいこと」を聞くのがいいですね。
「学校のことは話さなくてもいいし、話したくなったら教えてね」
これくらいの水はけのよい距離感がいいようです。
このような言葉に反抗したり、敵意をみせるようなときは
お母さんの言葉が本心かどうか、まだ疑っているのかもしれません。
ここでお母さんが揺れないで、ふかふか安心な環境を提供し続けることが
お子さんの安心につながっていくようです。
土の中で種が発芽して、外に出ようとするときには
種の殻を脱いで出ていかないといけないそうです。
種の殻は、土から出るときにどこかにこすりつけて脱ぐそうです。
そうです、土との摩擦を経て、殻を脱ぐのだそうです。
お子さんが、外へ出ていくためには、親との摩擦は必須なようですね。
あ、いま、殻を脱ごうともがいているんだなと、思っていいようです。
お母さんはお母さんで、子供以外に不安をぶつけられる場所があるといいですね。
お母さんだって揺れたいですもんね。
家族の中にサポーターがいればいいのですが、なかなか難しいことが多いように思います。
いろんな相談機関を利用してみて、うまくいかなかった方も居られるかもしれませんが、
ブリーフセラピーのカウンセリングは、お母さんのココロが軽くなることが多いようですよ。
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