「小学生の壁」って親の壁だった。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
大阪では緊急事態宣言の中、GWに入りました。
どこにも遊びに行けない中で、子供たちはどんな風に過ごすのか、
親としては心配なところですね。
我が家も、いつもは夫の田舎に帰るのですが、今年はそれも出来ないので
やはり子供たちはゲーム三昧な日々になるのかしら。
また散歩や山登りにでも誘ってみようかしらと思案中です。
我が家ではよく「夜の散歩」に出かけます。
行ったことのない道や、懐かしい道を歩くと、自然にいろんな会話ができて
子どもたちが、鳥の声に耳を傾けたり、きれいな花や月を写真に撮るすがたを
見ることができて、良い面をたくさん発見できるのでお勧めです。
コチラは次男と山登り ↓↓
「小学生の壁」という言葉をご存知でしょうか。
このGWの時期から、学校に行き渋る小学生がちらほらと出てくるようです。
我が家の長男が小学1年生の時も、GW前後から学校に行くことが難しくなっていきました。
私はこの時にネットでいろんな情報を調べましたが、
「小学生の壁」というのは、子供側ではなく、
「共働きの親」が乗り越えなくてはならない壁だということに
ちょっと驚きました。
それまでの保育所生活は朝早くから夜遅くまで預かってもらうことが出来て
しかも保育士さんたちは皆さん優しくて、親切で、手厚い保育をして下さるし、
子どもたちにとっては、慣れ親しんだ先生と0歳から一緒のお友達とともに育ってきた、
いわば第2の我が家のような場所だったのです。
親も安心して働ける状態だったのです。
それが、まずは4月1日、1年生は春休みから始まります。
いきなり、学童の時間が出勤に間に合わない、帰りのお迎えも間に合わない、
それから毎日のお弁当づくりや、たくさんの準備するもの、
学校が始まっても初めはお昼まででやっぱりお弁当、毎日の宿題や、持ち物の準備、
はじめての遠足や、子供会、保護者会、PTAの行事まであります。
子どもももちろんですが、親も慣れない新生活で、やることは山積み、なのに時間が足りない。
職場にも負担をかけることが出てきてしまい、心労も重なります。
そしてなにより親が不安なのは、学校での情報が、子どもからしか聞けないこと。
お子さんが周りの状況を良く把握できていて、お母さんにお話しできるならいいと思うのですが、
我が家の長男にはそれは難しく、日に日に元気がなくなっていく長男に、学校での様子を聞くも
よくわからないことが多いようで、しつこく聞いても機嫌が悪くなるばかり。
機嫌の悪い長男は家でイライラしていて、次男とケンカばかりで父親に叱られてまたイライラ。
けれど、いちばんイライラしていたのは、私だったように思います。
まさに悪循環へ突入~という感じで長男は学校に行けなくなってしまいました。
長男が学校へ行けなくなったのにはいろいろな要素がからまっていました。
当時の私は原因が知りたくて、担任の先生に様子をきいたけれど
これといった心当たりはないといわれて腹が立ち、
集団登校で通用門に入ってから、広くて複雑な校舎があちこちに立っているのに
だれも誘導してくれなくて途中でひとり泣いていたと言われ、またそれに腹が立ち、
教室までついていって、1時間目に着換えて体育館に行くのが怖くて長男が泣いているのに
朝礼があるのでと職員室に行ってしまった担任に腹が立ち、
なにしろ、これらすべてが原因だと思って学校に不信感を持ってしまい、
私のイライラはピークになっていました。
けれど、そんなことは、実は小さなことだったのです。
私は誰にも助けを求めることが出来ずに
一人ぼっちになっていたのです。
むしろ、私一人で何とかしてやらないとと思い込んでいたようです。
我が家の「小学生の壁」は、母親が孤独になることで
ますます高くそびえてしまったように思います。
小学生のお子さんなら、たとえ今は学校に行けなくなったとしても、
元気を取り戻せば、きっと動けるようになると思います。
本当に大事なのはお母さんが一人ぼっちにならないこと。
家族の誰かがサポートしてくれたら一番いいのですが、
夫や姑とも悪循環におちいっているお母さんも多いのではないかと思います。
我が家でもそうでした。
私は当時一番きつかった「自分のココロの安定」のために、
同居していた自分の母親に別居してほしいとお願いしました。
誰に何と言われようといいやと覚悟を決めました。
「私や子供のため」といろいろ言ってくれる人はいるけれど、
本当に必要なのは「私や子供のしんどさ」をわかってくれる人かもしれません。
お母さんが「誰もわかってくれない」と一人ぼっちにならないこと。
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