資格

大阪精神保健福祉士協会 精神保健福祉士
日本家族カウンセリング協会 家族相談士
日本ブリーフセラピー協会 ブリーフセラピスト
日本ブリーフセラピー協会 ブリーフコーチングエキスパート
日本TFT協会 初級セラピスト
全国SNSカウンセリング協会認定 SNSカウンセラー

これまで30年近く、心の病の方々の生活や就労のサポートをしてきました。
また子どもの不登校の経験から不登校親の会を2年間主催し、それがきっかけで家族療法・短期療法の勉強を積み重ねてきました。

オンライン相談室向日葵では今ある不安を和らげながら、なるべく短期間で、未来に向けて動き出せるようにサポートしていく、短期療法・家族療法をベースにしています。

不登校のご家族、ご本人、生きづらさや不安に苦しむ方々、また対人支援の仕事をしている方のサポートが出来れば、とオンライン相談室向日葵を開設しました。
対人支援でお困りの方には、どうしたら解決に向かうのか、その援助方法をお伝えしています。

興味のある方は、ご連絡ください。

不登校、子育ての悩み、家族の悩みをかかえる方、生きづらさや毎日の不安を抱える方、人間関係でうまくいかないとお悩みの方など、初回はこれまでの経過をしっかりとお聞きいたします。
話をお聞きする中で、不安や恐怖心が大きければ、まずはそれらを解消していきます。
セルフケアの方法もお教えいたします。
また、いくつかの質問させていただく中で解決のヒントがみつかれば「宿題」をお願いすることもあります。
お話しすれば、気持ちがすっきりして、心に余裕が生まれます。                        「親にできること」がわかれば気持ちが楽になります。

そこから未来に向けて何ができるのかを一緒に考えていきましょう。

長男が小学1年生で不登校になって2か月位経ったとき、解決志向アプローチによるトレーニング方法を知りました。悪循環を断ち切り良循環を作っていくトレーニングです。
その頃、毎朝起きてくるなり、頭が痛い、胸が苦しいと泣いて暴れていた彼と、「笑顔でおはようと言えること」が私のはじめの目標でした。その為に私がやったことは、彼の問題行動を止めることではなく、彼のリソース(輝く側面)を探し続けることでした。
「人は上手くできることは無意識に沈めてしまう・・・」これは人が生きていくための知恵。
例えば自転車の練習をしている時は「バランスを取ってペダルをこぐ」ことしか考えられないと思いますが、こげるようになると「こぐ」ことは無意識に沈められ、その代わりに周囲の状況に注意を向けられるようになるのです。
不登校で赤ちゃん返りしたような長男の、当たり前に見えて当たり前ではない「出来ていること」を探しそれを伝えること。それを続けることわずか1週間で、はじめの目標は達成しました。
朝、「おはよう」とひとりで起きてきて、目に見えて落ち着いてきたのです。

ルール1 上手くいっているならそのまま続けましょう。
ルール2 一度でもうまくいったなら、またそれをやってみましょう
ルール3 うまくいかないなら、違うことをしてみましょう

スモールステップで目標を定め、リソース探しを続けました。
みるみる彼の目は輝き始め、結果彼はわずか2週間で母子再登校をし、そこから夏休みをはさんで3か月で一人登校できるようになりました。
不登校を経験した親ならば、これがどんなに早い展開なのか、理解してもらえると思います。
どんな言葉を掛けて、どんな反応があり、そしてどんな変化が起きたのか。
この頃のことは、約4か月間すべて記録に残してあります。
もちろん一進一退もたくさんあり、落ち込むこともありましたが、それも変化の一部、チャンスと捉えることで(リフレーミング)乗り越えてきました。

同じ不登校トレーニングを受けている「親の会」を主催することになり、2年間、開催してきましたが、そこへ集まる方々の子どもは、ほとんど再登校を果たしているのです。
これはとても珍しいことなのです。私が親の会でやったことは、リフレーミングの練習をして、問題の捉え方を変えたり、親同志で子供のリソースを探し合い、伝え方を教え合い、最後はお互いにコンプリメント(称賛)して笑顔で家に帰ること。
この時の経験が、心理学・短期療法・家族療法を勉強するきっかけになりました。

長男が不登校になった原因は、育て方(過干渉)、発達の問題(ADHD/LD)、聴力の問題、家庭の問題など色々ですが、結果的にどの問題にも触れることなく彼は再登校し、問題は解消されました。
聴力問題は、再登校した後の検査で聴力が通常の半分しかないことが分かり、その後2回の手術で治癒しました。
発達検査で出たLD学習障害の傾向も、2年後の検査では気にならないくらいに解消されていました。
中学生になった今ではめでたく反抗期に入り、干渉させてもらえません。
「問題行動は必ず何かの役に立っている」彼の不登校は、当時、家庭が危機状態にあることを気付かせ、立ち止まって、悪循環から抜け出すきっかけを作ってくれたのですね。
最後にリフレーミングの面白さを教えてくれる一文を。
「バラの木にトゲがあるなんて残念。でもトゲのある木にバラの花が咲くなんて素敵!!」

LINEでのご予約・お問合せも受け付けております。
LINEでのご予約・お問合せご希望の方は、お友だち追加ボタンをクリックして、お友だち追加後にメッセージをください。

友だち追加